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電力ケーブル用終端機器部品

作業内容

  • 電力ケーブル用各種金属部品の製造・加工

 

素材としては銅・真鍮・アルミを使用しています。

製品の大きさに応じて、NC・汎用旋盤・マシニング設備にて機械加工を行いますが特に銅・アルミ材料については粘りがあり切削しずらく治工具の選定や加工プログラムにより製品の出来栄えや加工スピードへの影響が大きいです。

非鉄金属の機械加工の長年の実績が弊社の加工技術の基礎となっています。

担当者メモ

担当者

BTD-200QHオペレーター

100の1ミリを突き詰める

電線のジョイント部分の、ケーブルと機器との接続部品を主に製作しています。この機械は横から刃物が出て、テーブルが回って穴をあけることができます。多機能なので、用途に分けて使っています。細かい修正はパソコンを使って行うこともありますね。新製品については何度か試作を行い出来栄えを確認しながらプログラム変更を繰り返して 加工方法を決定します。

加工技術は覚えることがいっぱいあるので、機械の使い方や削り方など機械のクセを経験で判断することもありますし、鉄、銅、アルミなど材料のクセもあります。作業的には100の1ミリ単位のものを作るときもありますので、寸法が厳しいものは非常に気を遣って作っています。

担当者

気密性チェック担当

気密性チェック

屋外や水中の環境で使用される製品については、長期に亘る気密性が要求されます。気密試験では 水中で製品に規定の圧力をかけて 規定時間内にリーク(漏れ)のないことを確認しています。 製品品質に影響する重要な試験です。

担当者

材質測定担当

材質測定

メッキ製品については、X線検査装置を使い指定のメッキ種類であるか確認を行います。 メッキ処理でも銀メッキ、すずメッキ等があり視覚では判断できないので、検査装置によりメッキ元素の 含有率を確認して既定の材質かどうか判断します。

メッキ材質検査後に外観(変色や傷等)の確認を行います。 梱包についてはメッキ部の変色防止 のために変色防止シートで梱包します。

 

担当者

寸法検査担当

寸法検査

出来上がった製品の寸法検査です。基本的には図面との照合を行いますが、検査項目が製品によって 違います。検査は過信しないようにすることが重要です。 検査ミスが無いように検査項目毎にチェックを行います。 これを消し込みと呼んでいます。お客様へ図面仕様通りの製品をここで保証して納品するという気持ちが大切です。

 
 

担当者

外観検査・出荷担当

外観検査・出荷

製造の製品、協力会社から納品されたものを、お客様の満足のいく製品かを図面などで確認し、測定、外観検査、梱包、出荷する仕事です。

作業では、測定や検査も気を抜けないのですが、少人数で日々出荷高を稼げるかが重要になってきます。ですので、すべての⻭車をうまく回して効率よく作業し、連携していくかが勝負です。お客様の要求に合わせて緊急対応しなければならないといった時こそ 柔軟な対応が求められてきます。

当社では品質保証部員が出荷梱包を行うので製品の品質を考慮した梱包をしているのが 強みだと思います。

製品・加工技術

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